保育者の語りかけや友達への関心、関わりを通して経験し学びます。
基本的な生活習慣を身につけながら、様々な経験、遊びを通して毎日の園生活を充実したものにします。
伊万里幼稚園は1964年、昭和39年の6月1日に私の祖母である梶山和子が設立し、以来1万名近い子どもたちが、この伊万里幼稚園から巣立ってゆきました。この60年の間に世の中は大きく変わり、共稼ぎの世帯が増え、より年少の子どもたちの受け皿が必要という社会的要請に基づき、平成27年には保育園の機能を併せ持つ、認定こども園伊万里幼稚園として生まれ変わりました。
世は大きく変わりましたが、本園の理念は一貫して、学園の名称である「耕心」という言葉に集約されています。すなわち、心を耕すということです。硬いごろごろとした土壌では良い作物は育ちません。心も土壌と同じで、柔らかく柔軟性のある心はその子が本来持っている多様な個性を立派に実現させる、すなわち開花させる、それこそ肥沃な土壌になります。
本園ではこのことを実現するため、カリキュラムに取り組むうちに、豊かな発想力、進歩する喜び、努力の大切さ、人との関わり方など、数値や目に見える成果では表せない能力、すなわちいわゆる「非認知的能力」と称される能力を養うこと、そして、嬉しかったり、悲しかったり、辛かったり、楽しかったりする気持ちを味わうことで、柔らかく豊かな養分たっぷりの心を醸成することが耕心学園の最終目的です。
あそび、体験をする中で、夢中になっていろいろ考え、試行錯誤することが自由な発想力の源となり、生涯尽きることのない生きる力となります。本園の活動の中で、できる限り子どもたちに、この楽しかった、嬉しかった、夢中になったという体験を提供できればと思います。
みなさんも本園で一緒にこどもたちと未来をつくりませんか。
令和5年4月1日 耕心学園 理事長 梶山慎一郎
友達への関心を育て、一緒に遊びながら、「聞く」「見る」「触れる」などの経験を通して感情、視野を広げる。
体を動かし、興味と経験を拡げる。
●全力で取り組む姿勢、向上心、体力を培う。
●頭と体を使う様々な経験を通して、興味と好奇心をもって試行錯誤する。
●「自分で考えて行動」「あきらめない」「いやなことから逃げない」「挑戦」「おもいやり」「友だちを大切にする」など。
●経験を通して学び、自立に向かうこと。
●ダンスや英語、茶道も経験します。